副委員長 田名部 裕 美 君
委 員 山之内 悠 君
〃 三 浦 博 司 君
〃 夏 坂 修 君
〃 豊 田 美 好 君
〃 森 園 秀 一 君
〃 伊 藤 圓 子 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
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出席理事者
福祉部長兼
福祉事務所長 池 田 和 彦 君
健康部長 秋 山 直 仁 君
市民防災部長 磯 嶋 美 徳 君
市民病院事務局長 松 田 大 平 君
福祉部次長兼
福祉政策課長 山 道 尚 久 君
市民防災部次長兼市民課長 大 坪 和 広 君
市民病院事務局次長兼管理課長 長 内 慎 治 君 他関係課長
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出席事務局職員
主事 石 橋 梨 乃
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午前10時00分 開会
○岡田 委員長 おはようございます。
本日は全員出席であります。
ただいまから
民生協議会を開きます。
お諮りいたします。
報道機関からテレビ取材の申入れがありました。
撮影は最小限度とし、案件の冒頭を撮影した後は、カメラの撮影者には退席していただく形で許可したいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 それでは、取材される方にはそのようにお願いいたします。
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● 所管事項の報告について
○岡田 委員長 理事者から所管事項について報告の申出がありますので、これを受けることにいたします。
皆様にあらかじめ申し上げます。
今般の
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、所管事項の報告については、報告案件に関係する部署が順次入室して説明し、報告終了後は退室することとなりますので、御了承願います。
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1
八戸市民保養所「洗心荘」の在り方の検討について
○岡田 委員長 初めに、
八戸市民保養所洗心荘の在り方の検討について報告願います。
◎山道 福祉部次長兼
福祉政策課長 おはようございます。
それでは、
八戸市民保養所洗心荘の在り方の検討について、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
まず初めに、1の検討する理由・背景でございますが、十和田市焼山地区にあります当該施設は、昭和61年の開設から35年が経過し、設置意義の低下、施設老朽化による
維持管理経費の増大、利用者数の減少など、今後の施設運営に多くの課題を抱えているため、
次期指定管理者の
選定事務着手の前に、施設の運営を含む保養事業の在り方について検討するものでございます。
2の検討組織でございますが、当該施設は、市民の健康及び活力の維持増進を図り、もって福祉の向上に資するための保養・
レクリエーション施設であり、その運営は、市の健康・福祉施策の一つに位置づけられることから、当市の附属機関の一つであり、福祉、保健医療、地域支援の各分野の関係者や
学識経験者等で構成され、市の
健康福祉施策への理解が深い八戸市
健康福祉審議会社会福祉専門分科会において検討いただきます。
なお、現在委嘱している委員10名に加え、
公共施設マネジメントの専門的知見や利用者の意見を取り入れるため、八戸市
健康福祉審議会規則第6条の規定に基づく臨時委員を新たに2名委嘱したいと考えております。
次に、
アンケート調査の実施でございますが、施設利用者のみならず、施設を利用したことのない市民も含めて、保養施設に対する考えやニーズを広く把握し、在り方を検討するための基礎資料とすることを目的に実施するもので、調査対象は施設利用者や
市政モニター、その他一般のいずれも八戸市民とし、調査期間は、本年9月1日から30日までの1か月間を予定しております。
最後に、4の
スケジュールでございますが、今月から来年2月にかけて、
社会福祉専門分科会を4回程度開催して検討を重ね、令和5年4月を目途に専門分科会から、市長へ意見書を提出していただき、その内容を踏まえて、同年5月頃までに市の方針を決定してまいりたいと考えております。
なお、臨時委員の報酬に係る関連予算を、来月の9月定例会に提案させていただく予定としておりますので、よろしくお願いします。
以上で、
八戸市民保養所洗心荘の在り方の検討についての説明を終わります。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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2
子育て支援アプリの提供開始について
○岡田 委員長 次に、
子育て支援アプリの提供開始について報告願います。
◎夏井
子育て支援課長 それでは、
子育て支援アプリの提供開始につきまして、お手元の資料に基づいて御説明申し上げます。
まず、1の概要でございますが、
母子健康手帳サポート機能と地域の
子育て情報配信機能を搭載した地域密着型の
スマートフォン向け子育て支援アプリを導入することで、子育て世代の負担感の軽減や、子育て環境の充実を図り、妊娠期から子育て期までを切れ目なく支援するサービスの向上を目指すものであります。
次に、2のアプリの名称は
子育てアプリはちもでございます。
市民の皆様に愛着を持って利用していただけるよう「はちも」と名づけました。
次に、3のアプリの主な機能でございますが、まず、(1)
母子健康手帳機能といたしまして、妊婦健診や乳幼児健診の記録、予防接種の
スケジュール管理のほか、出産・育児に関する基礎情報や
アドバイス提供など、子育て世代の不安感や負担感が軽減するようアプリがサポートいたします。
また、(2)地域の
子育て情報機能といたしまして、市からのお知らせを属性別に配信する機能や、
イベント情報の配信、
子育て支援施設の閲覧、検索など、子育て世代に情報が行き届く環境を提供いたします。
次に、4の利用対象者でございますが、妊娠中の方や子育て中の方のほか、御家族などどなたでも利用が可能でございます。
次に、5の費用負担でございますが、アプリの利用料は無料で、通信料が発生する場合は利用者の御負担となります。
次に、6の導入時期でございますが、本日8月19日より運用を開始いたします。
次に、7の周知方法でございますが、本日、午後の
定例市長記者会見で皆様にお知らせをいたします。
また、広報はちのへ9月号や
市ホームページに掲載するとともに、すくすく親子健康課などの
子育て関係課の窓口及び保育所などの
子育て関連施設においてチラシを配布するなど周知を図ってまいります。
最後に、8のその他でございますが、こちらのアプリは紙の
母子健康手帳を補完するものとなっておりますので、健診や予防接種を受ける際は、これまでどおり紙の
母子健康手帳が必要となるものでございます。
以上で説明を終わります。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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3
地域包括支援センター運営業務委託 運営法人の公募について
○岡田 委員長 次に、
地域包括支援センター運営業務委託運営法人の公募について報告願います。
◎館合
高齢福祉課長 それでは、
地域包括支援センター運営業務委託運営法人の公募について御説明いたします。
資料を御覧ください。
まず、1の趣旨についてですが、後段の記載を御覧ください。
当市におきましては、平成18年度に高齢福祉課内に
地域包括支援センターを設置して以来、高齢者人口の増加や社会情勢の変化、
介護保険制度の改正に合わせてセンターの機能強化を図ってまいりました。
平成30年度からはさらなる機能強化を目的に、市内12の
日常生活圏域に
高齢者支援センターと呼んでおります、
委託型地域包括支援センターを設置し、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう状況に応じたきめ細やかな支援を実施しております。
各
高齢者支援センターのこうした取組により、高齢者を支援するネットワークの構築や、地域における高齢者の自立した生活のためのサービスの向上が図られていることから、引き続き業務委託により
高齢者支援センターを設置するため、本業務を受託する法人を募集するものでございます。
次に、2、業務委託の概要の(1)設置方法についてですが、現在と同様に12の
日常生活圏域ごとに
社会福祉法人や医療法人等に業務を委託いたします。
(2)
高齢者支援センターの人員配置についてですが、
介護保険法施行規則及び当市の条例におきまして、高齢者の数がおおむね3000人以上6000人未満ごとに置くべき職員の数は、保健師、社会福祉士及び
主任介護支援専門員、これは準じる者を含めますが、それぞれ1人とされていることから、この基準を基に、各圏域の高齢者人口に応じて配置することとしております。
具体的な
配置基準人員につきましては、次のページの別表に記載しておりますので、次のページを御覧ください。
令和4年6月末現在の人口を例にいたしますと、1圏域当たり2から5人、計40人を配置する予定となっております。
前のページに戻っていただきまして、(3)主な業務委託の内容についてですが、現在と同様に、
①介護保険法に規定する
包括的支援業務、②要支援認定者及び
総合事業対象者の
介護予防ケアマネジメント、
③一般介護予防業務となっております。
(4)運営法人の選定方法についてですが、
日常生活圏域ごとに公募により選定いたします。
(5)契約期間についてですが、令和5年4月1日から、令和10年3月31日までの5年間としております。
最後に、3、公募・選定の
スケジュールについてですが、9月下旬に募集要項、
スケジュール等を
ホームページに掲載し、公表いたします。
そして、10月中旬に公募説明会を開催し、11月中旬に応募書類の提出、12月下旬にプレゼンテーション、
ヒアリング審査を行い、受託候補者を選定、来年の4月1日より各圏域において
高齢者支援センターを開所する予定としております。
なお、本業務委託の委託料につきましては、9月定例会に
債務負担行為に関する補正予算案を提出いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、
地域包括支援センター運営業務委託運営法人の公募についての説明を終わります。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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4
新型コロナウイルス感染症対策について
○岡田 委員長 次に、
新型コロナウイルス感染症対策について報告願います。
◎北村
保健予防課長 それでは
新型コロナウイルス感染症対策について御説明いたします。
タブレットの資料を御覧願います。
本日は2点ございまして、まず、(仮称)八戸市
新型コロナウイルス感染症コールセンターの設置について御説明いたします。
現在、
新型コロナウイルス感染症の電話相談の多くを保健所内に設置している受診・
相談センターで受けておりますが、7月の陽性者急増の影響を受け、電話がつながりにくい状況が続いたことで、市民の皆様には大変御心配と御迷惑をおかけいたしました。これまで、職員を増やして対応してまいりましたが、陽性者数が高止まりの状況の中、電話による相談が多数寄せられており、引き続きつながりにくい状況であることから、(仮称)八戸市
新型コロナウイルス感染症コールセンターを設置することといたしました。
概要でございますが、新たに設置する
コールセンターは、24時間電話を受付し、日中は6回線、22時から翌6時までは2回線で運営いたします。
まず、
コールセンターで一度電話を受けてから、
音声ガイダンスにより問合せ先の振り分けをいたします。
一般的な相談、例えば、厚生労働省が開発した
健康観察ツール、いわゆるマイハーシスの利用方法や、療養証明に関することなどには
コールセンターの職員が対応します。
受診等の医療に関する専門的な相談については、引き続き保健所の受診・
相談センターで保健師等の職員が対応するものでございます。
電話番号は0178-80-7878で、開設は8月29日月曜日の午前9時を予定してございます。
市民の皆様には、
新型コロナウイルス感染症に関する御自身の問合せ内容に応じて、新たに設置する
コールセンターを活用していただくよう今後周知し、
新型コロナウイルスの感染に不安のある方、また、感染により不安のある方などへの適切な対応に努めてまいります。
次に、
保育所等職員に対する
抗原検査キットの配付について御説明いたします。
今月から、当市を含む全県で、高齢者、障がい者施設等へ
抗原検査キットを配付し、施設利用者への
感染拡大防止を目的に施設職員の集中検査が県の事業として開始されました。
現在、保育所等はこの対象とはなっておりませんが、仮に、保育所等の関係者に陽性者が確認されますと、施設内や家庭内での感染拡大につながり、また、保護者が出勤困難になり、経済や家庭へ多大な影響が生じることとなります。このようなことから当市では、
ワクチン接種対象ではない幼児等との接触機会の多い
保育所等職員の感染を早期に確認して、施設内の感染拡大の防止など、迅速な対応を取っていただくことを目的に、保育所等へ
抗原検査キットを配付することにいたしました。
配付対象は、認可保育所、
認定こども園、幼稚園、
認可外保育施設及び児童館の全ての従事職員であります。
配付予定数は、約2600個で、今月下旬から順次配付いたします。
市といたしましては、今後も
感染拡大防止に努め、
社会経済活動が継続して維持できるよう必要な取組を進めてまいります。
以上で説明を終わります。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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5 令和4年8月3日の大雨による被害状況について
○岡田 委員長 次に、令和4年8月3日の大雨による被害状況について報告願います。
◎下村
防災危機管理課長 それでは、令和4年8月3日の大雨による被害状況について、タブレットの資料により御説明を申し上げます。
まず、1の気象情報についてですが、
青森地方気象台が発表した警報等としては、8月3日水曜日の午前3時45分に大雨警報(浸水害)が、3時53分に大雨警報(土砂災害)が、4時に
土砂災害警戒情報が、4時42分には洪水警報が立て続けに発表されました。その後、同日14時58分に
土砂災害警戒情報が、18時5分に大雨警報(浸水害・土砂災害)が解除されましたが、その段階では、洪水警報は継続となり、翌4日木曜日の14時37分に解除されております。
降水量につきましては、降り始めからの累積降水量は133.5ミリメートルで、1時間の最大降水量は19.5ミリメートルでございました。
馬淵川の水位についてですが、櫛引橋上流の水位観測所では8月3日17時に、
氾濫危険水位である4.4メートルを超え、同日22時に今回の最高水位である5.75メートルに到達しております。その後23時以降、水位は徐々に低下し始めました。
なお、参考までに令和2年7月の大雨の際の最高水位は5.74メートルでございました。
次に、2の
災害警戒本部の設置についてですが、
土砂災害警戒情報の発表に伴い、3日4時に設置しております。
同日の17時、その時点では
土砂災害警戒情報が解除されていたものの、馬淵川の水位が15時には
避難判断水位を超えたことから、八戸市
災害警戒本部会議を開き、大雨による被害状況を確認し、各関係機関との連携、警戒体制の徹底を図りました。
翌4日17時に、人的被害その他大きな被害がないことを確認したため、本部会議を開催せずに、警戒本部を廃止いたしました。
次に3の避難指示、避難所開設についてですが、
土砂災害警戒情報発表に伴い、8時11分に警戒レベル4避難指示を発令しております。
避難対象地域は、市内全ての
土砂災害警戒区域で、対象世帯数1594世帯、対象人数3935人となっております。
避難所についてですが、土砂災害のおそれがある場合に開設する避難所、全23か所を開設しております。
また、馬淵川の櫛引橋上流の水位が
避難判断水位を超えたことに伴い、16時に警戒レベル3
高齢者等避難を発令し、次のページに参りまして、その後、
氾濫危険水位も超えたことから、17時35分には警戒レベル4避難指示を発令いたしました。
対象区域は櫛引地区、八幡地区、上野地区で、対象世帯数339世帯、対象人数801人となっております。
16時に発令した
高齢者等避難については、既に開設済みの明治小学校を避難所としております。
その後、大雨警報(浸水害・土砂災害)解除に伴い、18時15分に土砂災害に係る避難指示を解除し、これに伴い、明治小学校を除く22か所の避難所を閉鎖しております。
なお、
最大避難者数は20人でございました。
そして、翌4日になり、馬淵川の水位が
避難判断水位を下回ったことから、9時に避難指示を解除し、避難所として開設していた明治小学校を閉鎖いたしました。
なお、明治小学校における
最大避難者数は4人でございました。
次に、4の被害状況について御説明申し上げます。
人的被害は特にございませんでした。
建物被害につきましては、市川町の事業所において、床上浸水1件がございました。
農業被害につきましては、市川町において、大豆畑の水没被害がございました。
道路被害につきましては、
市道野場種差線(
大久保字大塚付近)、
市道簀子渡大谷地線(
河原木字簀子渡付近)、
主要地方道八戸百石線(
河原木字浜名谷地・字北沼付近)のそれぞれで合計3件の道路冠水がございました。
交通機関につきましては、JR八戸線及び青い森鉄道で運休がありました。
ライフラインへの被害は特にございませんでした。
説明は以上でございます。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
6 令和4年度八戸市
総合防災訓練の実施について
○岡田 委員長 次に、令和4年度八戸市
総合防災訓練の実施について報告願います。
◎下村
防災危機管理課長 それでは、令和4年度八戸市
総合防災訓練の実施について、タブレットの資料により御説明申し上げます。
まず、1の目的でございますが、この訓練は、国県及びその他
防災関係機関並びに
地域住民参加の下、
新型コロナウイルス感染症への対策を考慮した上で、洪水、土砂災害及び地震発生時の応急対策並びに避難行動を迅速かつ円滑に実施できるよう訓練するとともに、防災対策の強化、地域住民の防災意識の高揚を図ることを目的とするものでございます。
2の実施日時は、令和4年9月4日日曜日の午前8時から12時35分まで。
3の実施場所は、田向・南類家地区で、
田向中央公園、消防本部・八戸消防署、
新井田川水防センター周辺、第一中学校を会場に実施いたします。
4の主催は、八戸市、
八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部、
八戸圏域水道企業団で、5の参加人員は、例年の訓練規模ですと約2100名のところ、参観者を含めて約930名に縮小し、
吹上地区連合町内会、
中居林地区連合町内会の皆様、吹上小学校、
中居林小学校、第一中学校の児童生徒の一部、そして、
防災関係機関・団体として、
陸海空自衛隊、
県防災航空隊、災害時
応援協定締結団体等の方々の参加を予定しております。
6の訓練項目につきましては、(1)災害発生時
初動対応訓練として、
ライフライン企業等との
情報伝達訓練、
緊急速報メール発信訓練、(2)
避難対応訓練として、地域住民による第一中学校、
田向中央公園への避難訓練及び
避難誘導訓練、(3)
地域自主防災訓練として、第一中学校への避難所開設・運営訓練、
田向中央公園での一時
避難者受入れ・確認訓練、(4)
被災現地災害対応訓練として、救助・救出訓練、土砂撤去・
道路啓開等訓練、多数
傷病者対応訓練、
救出者移送訓練、(5)
洪水対応訓練として、
水防工法訓練、
河川横断訓練のほか、防災講話、災害時
応援協定締結団体・
防災関係機関による展示・体験訓練などを予定しております。
最後に、7、備考の
新型コロナウイルス感染症への対応でございますが、昨年度に引き続き、訓練規模を縮小し、
訓練実施エリアにおけるマスクの着用、手指消毒や参加者等の行動管理など、
新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上での実施を計画しておりますが、市内及び県内の感染症の発生状況により、さらなる規模の縮小または中止となる場合もございます。
なお、
総合防災訓練の参加につきましては、御案内を差し上げておりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
7 令和3年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について
○岡田 委員長 次に、令和3年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について報告願います。
◎長内
市民病院事務局次長兼管理課長 それでは、令和3年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要につきまして、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
まず、患者数の状況でございますが、年間の
延べ入院患者数が18万2667人です。前年度に比べプラス5966人、3.4%の増になっております。
延べ外来患者数につきましても25万1107人で、プラス1万6068人、6.8%の増となっております。
延べ入院患者数の増加に伴い、一般病床の利用率は84.9%で、1.5ポイントの増となっております。
次に、収益的収支でございますが、資料にありますように、令和3年度1年間の経営活動の結果を表した、いわゆる損益計算書を抜粋したもので、併せて前年度との比較を記載しております。
まず、事業収益でございますが、決算額は227億2600万円で、前年度比で7億5600万円、3.4%の増となりました。
収益増加の主な要因は、入院収益や外来収益の増加によるもので、入院収益は前年度比でプラス8億2600万円、6.5%の増、外来収益は前年度比でプラス5億2400万円、12.3%の増となっております。
入院収益及び外来収益につきましては、
新型コロナウイルス感染症による影響を受けながらも患者数が増加したほか、全身麻酔を伴う高度な技術を要する手術の増加などにより、患者1人1日当たりの診療収入、いわゆる受診料単価が上昇したことで、入院収益及び外来収益の増加となったものでございます。
次に、事業費でございますが、決算額は214億4500万円で、前年度比で8億2000万円、4.0%の増となっております。
事業費が増加した主な要因でございますが、医師や看護師などの増員や、
新型コロナウイルス感染症に対応する業務に従事した職員に支給される特殊勤務手当などの増額により、給与費が4億4100万円の増、抗がん剤など高額な薬剤や全身麻酔を伴う高度な手術によって高額な診療材料の使用割合が高まったことなどで、材料費が5億8400万円の増、燃料単価などの高騰による燃料費の増や
新型コロナウイルスの影響で、臨床検査業務や廃棄物処理業務などの委託が増加したことによる委託料の増などにより、経費が2億5100万円の増となっております。
この結果、入院収益、外来収益など医業収益から、給与費、材料費などの医業費用を差し引いた医業損益はマイナス8億4200万円となっておりますが、コロナ関連の補助金など、医業外収益を令和2年度並みに確保できたことにより、事業収益から事業費用を差し引いた純損益は12億8100万円となっております。
なお、利益剰余金は令和3年度に一般会計に繰り出すなど、令和2年度分の2億3500万円を処分しておりますが、処分後の繰越利益剰余金3億9600万円に純損益分の12億8100万円を加えました令和3年度末の利益剰余金は、16億7700万円となっております。
以上が決算の概要でございますが、今後も安定した経営を継続できるよう収益の確保と経営の効率化に努めてまいりたいと考えております。
決算概要の説明は以上でございます。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
8
八戸市立市民病院事業利益剰余金の処分について
○岡田 委員長 次に、
八戸市立市民病院事業利益剰余金の処分について報告願います。
◎長内
市民病院事務局次長兼管理課長
八戸市立市民病院事業利益剰余金の処分につきまして、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
令和3年度八戸市立市民病院事業決算において、純利益約12億8000万円を計上したことで、令和2年度からの繰越利益剰余金約4億円に令和3年度純利益を加えました、令和3年度未処分利益剰余金は約16億8000万円となっておりますが、その利益剰余金の一部2億5000万円を処分し、一般会計に繰り出すものでございます。
繰り出しの目的でございますが、未処分利益剰余金の一部を一般会計に繰り出すことにより、市立病院として市民への還元の一方策とすることを目的としたものでございます。
なお、未処分利益剰余金の処分につきましては、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づきその処分方法を議会に諮る必要がございますので、9月議会へ議案として提出する予定としておりますので、よろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
○岡田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆三浦 委員 日頃より中核病院として献身的に働いて業務をしていただいて、そしてまたこのような形で利益を出して、2年連続で利益剰余金を計上する御努力に大変感謝するところです。
そこで伺いたいんですが、その利益剰余金の一部ということで2億5000万円となったというところは、例えばどういう積算でパーセンテージが決められているとか、それの経緯でなぜこの2億5000万円になったのかというのをちょっと確認させてください。
◎長内
市民病院事務局次長兼管理課長 お答え申し上げます。
市からの繰入金の金額、直近3年間の平均が25億円となっております。その1割程度をめどに市の財政課と協議して、2億5000万円と算出しました。
以上でございます。
◆三浦 委員 ありがとうございます。まず今後、処分という形になった場合は同じような考え方で行くということでよろしいでしょうか。
◎長内
市民病院事務局次長兼管理課長 基本的には同じような考え方でありますけれども、その年の決算の状況を見ながら財政課と協議し、検討したいと思います。
以上でございます。
○岡田 委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
以上で本日予定しておりました理事者からの報告案件は全て終了いたしました。
──────────────────────────────────────
○岡田 委員長 これをもちまして民生協議会を閉じます。
お疲れさまでした。
午前10時30分 閉会...